未経験からインフラエンジニアを目指す方法

IT業界の需要は今後、ますます高まることが予想されています。
その中でも、インフラエンジニアの需要は高止まりしています。そのため、未経験からインフラエンジニアを目指すことも可能です。

しかし、未経験からインフラエンジニアを目指す場合は、いきなりインフラの設計や構築を行うことは容易ではありません。そのため、まずは運用や保守の仕事からスタートし、徐々に上位工程を目指す方がよいでしょう。
運用や保守の仕事は、ネットワークを監視したり、トラブル対応をする仕事が含まれます。ネットワークは、水道・電気・ガスと同様、24時間対応が求められるため、夜勤や土日祝日の出勤が必要です。
構築や設計の仕事に就くためには、専門知識を養うために勉強を積む必要もあるでしょう。

IT業界の経験がなくインフラエンジニアを目指す場合、資格取得すれば、早く目標をとらえられるかもしれません。
ネットワーク機器大手のシスコシステムズが実施するCCNAは、ネットワーク技術者の登竜門となる資格で、実践的な内容が多く含まれているのが特徴です。新人研修でCCNA取得を目指す会社もあるので、あらかじめ資格取得をしておくと、大きなアドバンテージになるかもしれません。
また、LPI-Japanが主催するLinuCレベル1は、サーバーエンジニアを目指すのに役立つ資格として有名です。
インフラエンジニアはサーバーを構築する業務が多くなるため、Linuxの操作は必須です。こちらの資格もインフラ企業が新人研修で取得を目指すことが多いため、事前に取得しておくとインフラエンジニアに近づけるでしょう。