需要が高騰するエンジニアの職種

エンジニアは、職種によって需要に違いがあります。重宝される人材になるためには、専門分野をよく考えてスキルアップをしていくことが重要です。
ただ、需要は刻々と変化しているのも事実です。そのため、現状のトレンドや今後の動向についても考慮して職種を選ぶ必要があります。

現状としてはAIエンジニアやVRエンジニアはトレンドの影響で需要が高く、5Gエンジニアなども注目されています。新しい技術を生かして開発を進めたいと考える企業が多いため、AIやVRなどを使いこなせるスキルセットがあるエンジニアが重視されています。
また、新しい技術が生み出されることでトレンドは変化していくので、IT業界の動向には十分に注意しておきましょう。

需要の高い職種は、技術面だけでなく、政治面による影響も受けて変化しています。
デジタルトランスフォーメーションが国家的に推進されている影響で、データベースの構築やデータの活用が進められるようになりました。データの取り扱いの中心になるのはデータエンジニアです。データベースエンジニアだけでなく、ビッグデータの収集や分析ができるデータエンジニアの需要が高騰しています。
データエンジニアはデータサイエンティストと呼ばれることも多く、単純にITの技術だけを持っている人が求められているわけではありません。業界知識についても求められることが多くなり、エンジニアとしての基礎的なスキルを身につけているだけでは重宝されない状況が生まれています。